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曲竜類(鎧竜)の歯の化石の発見(2011年1月7日)

曲竜類(鎧竜)の歯の化石の発見について
自然・環境評価研究部 主任研究員 三枝 春生 

1 趣旨

  丹波市山南町上滝の篠山層群において第4次発掘調査(H21.12〜H22.3)で採取された岩屑をクリーニングした結果、曲竜類(鎧竜)の歯の化石が産出しました。
  曲竜類における前期白亜紀の歯の化石の発見は、日本では初めてです。

2 内容

(1)分類:鳥盤目 装盾亜目 曲竜下目

(2)産出化石:曲竜類の歯1点(長さ3.7mm 高さ5.7mm 幅2mm)

(3)産出層:篠山層群下部層

(4)産出地点:丹波市山南町上滝 丹波竜発掘現場

(5)発見経緯:篠山市主催の体験発掘会(2010年10月23日・西紀支所)に参加した小学生により発見。人と自然の博物館でのクリーニングの結果、曲竜類(鎧竜)の歯の化石と判明した。 ※この体験発掘会には第4次発掘調査で採取された岩屑が使われた。

(6)学術的見解:
@ 篠山層群から、これまでの竜脚類や獣脚類等に加え、新たに曲竜類の恐竜化石が発見されたことにより、今後、さらに多様な恐竜化石が発見されることが示唆される。
A 曲竜類における前期白亜紀の歯の化石が発見されたのは日本初
  (国内発見の曲竜類化石は3例)
 ・富山県富山市 地層:手取層群(前期白亜紀) 足跡
 ・北海道夕張市 地層:蝦夷層群(後期白亜紀) 頭骨の破片
 ・熊本県御船町 地層:御船層群(後期白亜紀) 歯

(7)その他
  歯の化石は、平成23年1月8日(土)〜10日(月・祝)の3日間、人と自然の博物館「3F 丹波の恐竜化石コーナー」において一般公開いたします。

記者発表の様子はこちらから

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